ごあいさつ
Greeting


大阪市平野区加美東から、国内市場はもとより世界市場までも視野に入れ、中小企業、中小製造業、中小製造メーカーの業務効率化を力強く支える、そんな唯一無二の存在として、大阪南東エリアNo.1の指名を受けるバレル研磨加工業者になることを、私は本気で、心の底から願い、目指します。
1977年10月1日、父はかつて勤めていた化学薬品メーカーのバレル事業部を買い取り、大阪市平野区加美正覚寺の地で東洋バレル技研株式会社を創業しました。その創業精神は「東洋一のバレル業者として、海を渡り、世界へ羽ばたく」。この言葉を胸に、父は30年にわたり、輸送用機器メーカーの協力工場として日本のものづくりを支えてきました。2013年、70歳という若さで他界しましたが、その志は今も私の中に強く生き続けています。
私は2001年に入社し、現場・営業で経験を積んだ後、2007年に代表取締役に就任しました。しかしその直後、リーマンショックによる経済の大波に襲われ、第二工場の閉鎖やリストラなど苦渋の決断を強いられました。
2010年には資金繰りが悪化し、倒産寸前にまで追い込まれました。それでも私は諦めませんでした。「一社依存からの脱却」を胸に、再建に立ち向かい、地道な改革を続けました。
その努力が実を結び、2019年には依存体質から脱却。2021年にはすべての債務を正常化し、2024年12月の決算時点では年間約60社との取引実績を築けるまでに回復しました。
私たちのバレル研磨とは、製品に命を吹き込む工程です。人が安全に触れられるようにバリを取り、表面処理の効果を最大化するためにスケールを除去し、そして製品に美しさと価値を加えるために光沢を仕上げる。そのすべてに、確かな技術と誇りがあります。
私の心からの願望、それは子どもから大人まで誰もが安心して触れられる製品をつくり、錆びにくく、美しい外観を誇る製品を届けることで、必ずや大阪南東エリアで最も信頼され、最も指名される企業になること。そして、「高収益」「高賃金」を実現する町工場として、地元の子どもたちが憧れ、教育機関からも推薦される“地域で一番働きたい企業”になることです。
私は、この想いを決して揺るがせることなく、これからも真っ直ぐに突き進んでまいります。
東洋バレル技研株式会社
代表取締役

経営方針
Policy
経営理念
バレル研磨に込めた美の精神をもって、地域と社会に貢献する
行動規範
「素直に謙虚に生きる」
単に法に触れなければ良いということではなく、人間として恥ずかしくない誠実な生き方をします。
実ほど頭が垂れる、謙虚な気持ちを持って行動します。
「思いやりと感謝で人と社会に尽くす」
自分や自社の利益だけではなく周囲の人や社会の為に、何が出来るのかを常に考えます。
何事にも思いやりと感謝の気持ちを持って取り組んで行きます。
「常に現場を見る」
報告や打ち合わせだけではなく必ず現場を確認し、お客様、仕入先、外注先、作業者の現場目線で考えます。
あらゆる事象に対して、現場、現物、現実を見て適正な判断をします。
「一人ひとりが東洋バレルブランド」
お客様、仕入先、外注先の前では私達一人ひとりが東洋バレル技研の代表者です。
製品、技術、接客知識等を常に勉強して、ブランドを汚さないよう責任のある対応をします。
「時代の変化に心を開く」
環境の変化で時代とマッチしなくなったものは、積極的に変えていきます。
将来にわたって継続する企業となるため、時代の変化に柔軟に対応します。
品質・環境方針
Ecology
私たちは、常に顧客、地域、社会、仕入先、外注先が求める高品質の製品を提供し、継続的改善に努め、貢献します。常に環境に配慮した工程を検証して、企業努力においても省資源、省エネルギー、廃棄物の削減、リサイクルの意識、環境保護と汚染の予防に努めます。また、豊かな地域環境の確保、継続的な社会の発展を目指すため、法規制および社会規範を順守します。
SDGsの取り組み
Sustainable Development Goals

SDGsが掲げる目標達成に向け、下記のとおり宣言いたします
SDGsとは、「持続可能な開発目標 」(Sustainable Development Goals)の略称です。
「誰一人取り残されない」世界の実現にむけ、2030年までに達成すべき17の目標と、169のターゲットが定められています。
取り組みテーマ
具体的取り組み
SDGs目標
取り組みテーマ
パートナーシップで
ものづくりの発展に貢献
具体的取り組み
協力企業との連携を図り、QCDを徹底することで、ものづくりの発展に貢献してまいります。
【主な取組】
- 「パートナーシップ構築宣言」の登録および公表
- QCDに優れた企業を表彰する大阪ものづくり優良企業賞の受賞
- オープンイノベーションを活用した新規事業創出への挑戦
SDGs目標


取り組みテーマ
風通しの良い職場環境
具体的取り組み
従業員の個性と能力が最大限発揮できるように、居心地の良い会社づくりに努めてまいります。
【主な取組】
- 女性が活躍しやすい作業環境と風土づくり
- 各自の能力と意欲に応じた柔軟な人材配置とポスト登用
- 健康経営優良法人の認定取得に向けた労働環境の整備
SDGs目標



取り組みテーマ
地域貢献・社会貢献
具体的取り組み
私たちが暮らす街に笑顔が増えるように、地域の声に寄り添い、地域の課題解決に努めてまいります。
【主な取組】
- 地域コミュニティへの参画を通じた地域との対話の促進
- 地域の防災活動への参加や地域団体への寄付の実施
- 地元の子どもたちの工場見学や職場体験イベントの開催
SDGs目標



(2022年9月)

地域活性化・社会貢献の取り組み
東洋バレル技研は障がい者福祉施設ワークセンター粉浜のコーヒー事業部を応援しています!
会社概要
Profile
社名
東洋バレル技研株式会社
設立
昭和52年10月
資本金
1,000万円
代表者
別所 長政
組織体制
役員3名 正社員6名 パート2名
所在地
〒547-0002 大阪府大阪市平野区加美東4丁目5-11
連絡先
TEL 06-6792-9522
FAX 06-6793-2037
事業内容
金属部品のバレル研磨加工
アルミ、鉄、ステンレスのバレル処理、バリ取り、光沢仕上げ、
酸化被膜除去、揺動式遠心バレル研磨機での加工
取引銀行
大阪シティ信用金庫 平野支店